【新刊書のご案内】

このたび、当研究室の大門研究員が分担翻訳に携わった訳書『そこにすべてがあった:バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』(夕書房)が、公刊されました! https://www.sekishobo.com/eiip/ https://amzn.to/2TN1nrY

この書籍では、炭鉱の”ぼた”を投棄したことによるダムの決壊により、1972年に起きたバッファロー・クリーク洪水災害がテーマになっています。 原著は1976年と少し古い書籍ではありますが、東日本大震災、福島原発事故、平成26年の広島土砂災害、あるいは熱海の土石流災害など、現代にもつながる問題を理解することにも有効です。アメリカ社会学の権威であるエリクソンが、被災者への膨大なインタビューと綿密なフィールドワークで描き出す「集合的トラウマ」の実態についての、待望の邦訳です。

周りの方にもおすすめいただき、ぜひ、ご一読ください!